いつもお世話になっている丹沢広樹先生の主催するバイオリン教室の発表会「春のみちしるべ」に参加してきました。場所は御殿場の「桜の礼拝堂」です。早春のきりりとした空気の中、素敵な響きの教会で気持ちよく演奏することができました。
【春のみちしるべ Vol.8】
日時:2016年3月27日
会場:御殿場高原教会・桜の礼拝堂
プログラム:(Norca Sorcaの演奏曲目)
・カステッロ:ソナタ第2番
・フォンタナ:ソナタ第16番
・メールラ:ラ・カッタリーナ
・モンテヴェルディ:苦しみが甘美なものならば
・フレスコバルディ:そよ風吹けば
(演奏協力:原謡子さん)
この会のピリパラ演奏会は、普段と違ってカフェのエリアではなく、ギャラリーの部分をお借りしてのコンサート。さらにカラヴァッジョがテーマとあって、プロジェクターを使って実際に絵を投影しての演奏会でした。
しずかな演目だと、どうしてもプロジェクターのファンの音が目立ってしまうなど、いろいろ課題もありましたが、挑戦的な試みとしての意義はあったかと。いかがでしたでしょうか?
【カラヴァッジョをめぐる音楽】
日時:2016年6月11日(土)15:30開演
場所:museum cafeピリパラ・ギャラリー(静岡市葵区昭府2-18‐36)
プログラム:
・メールラ:ラ・カッタリーナ
・アルカデルト:あなたに夢中なのをご存知
・オルティス:あなたに夢中なのをご存知によるレセルカーダ
・ルッフォ:あなたに夢中なのをご存知
・S.ロッシ:4声のためのシンフォニア
・フォンターナ:3声のためのソナタ
・ベラルディ:カンツォン第6番
・ジェズアルド:ああ、私は死んでしまう
・モンテヴェルディ:苦しみが甘美なものならば
・チーマ:3声のソナタ
・スカラー二:3声のソナタ
・カステッロ:ソナタ第2番
・メールラ:さあ、眠りなさい(聖母マリアの子守歌)
(アンコール)・トロンボンチーノ(カーラ):Ostinato vo seguire
静岡の市街地から車で30分ほど走ったところ、小川の辺に立つバッハハウス。しばらく運用されていない状態が続いていました。素晴らしい音響を持つこのホール、あまりにもったいないということで、活用の一環として、バッハの音楽を演奏する会が開催されました。のるそるも古楽器アンサンブルとして参加しました。カンタータの器楽部分をずらり並べるというプログラムです。(※残念ながら自分たちの写真はなく、上の画像は他団体です)
【第1回 静岡バッハ音楽祭】
日時:2016年8月27日 13:00開演
会場:静岡バッハハウス
プログラム:(Norca Sorcaの演奏曲目 ※全てJ.S.バッハの作品)
・マタイ受難曲~コラール:Ich will hier bei dir stehen(オルガン独奏)
・カンタータ第12番「泣く、嘆く、案ずる、怯える」~シンフォニア
・カンタータ第106番「神の時は最善なり」~ソナティーナ
・カンタータ第182番「天の王よ、よくぞ来ませり」~ソナタ
・カンタータ第156番「わが片足は墓にありて」~シンフォニア
・フランス組曲第4番~アルマンド
・フルートソナタ第2番
・コーヒーカンタータ BWV211~Heute noch, Lieber vater
・マタイ受難曲~コラール:Ich will hier bei dir stehen(合唱と)
フリンジコンサートに出演しました。
【はらむら音楽祭2016 フリンジコンサート】
日時:2016年9月21日 13:00~
会場:八ヶ岳中央高原キリスト教会
プログラム:(Norca Sorcaの演目)
・リュリ「町人貴族」から
序曲、スカラムーシュのアントレ、スペイン人のエア1,2、トルコ王の儀式のための行進曲、
なんと美しい眺め、スカラムーシュのためのシャコンヌ
2人のバティスト…フランス・バロックの音楽の基礎を気付いたジャン・バティスト・リュリと、フランス喜劇のパイオニア、ジャン・バティスト・モリエール。同じ時代に同じ場所で活躍し、若かりし頃は協力し、やがて反発するに至った、偶然にも同じ名前を持った天才。ふたりのやり取りを軸に、当時の壮麗な音楽とその陰に焦点を当てたプログラムでした。
【2人のバティスト ~ルイ14世時代のフランス・バロック音楽】
日時:2016年10月10日(月・祝)16:00~
会場:和食処 一祥庵(岡部宿大旅籠柏屋歴史資料館内)
プログラム:
・リュリ:「町人貴族」から
序曲、スカラムーシュのアントレ、スペイン人のエア1・2、トルコ王の儀式のための行進曲、
なんと美しい眺め、スカラムーシュのためのシャコンヌ
・ルイ・クープラン:クラヴザンのための組曲~プレリュード、アルマンド、シャコンヌ
・ランベール:イリス
・フランソワ・クープラン:王宮のコンセール第2番
・シャルパンティエ:田園劇「アクテオン」~序曲、アルテーズのアリアとガボット
・オトテール:フラウト・トラベルそのための組曲ホ短調~抜粋
・ムファット:音楽の花束 第2番~序曲、ロンド、ブーレ、メヌエット
・ランベール:恋しい人の影よ
・フィリドール:組曲ト短調~プレリュード、ガボット、シシリエンヌ、農民の娘
・マレ:聖ジュヌヴィエーヴ・デュ・モン教会の鐘
(アンコール)・リュリ:「アルミード」~パッサカリア
ついに第10回を迎えた古楽を楽しむ会です。きっちり毎年開催してきましたので、10年続いたことになりますね。おかげさまで、静岡・東海地区にとどまらず、広くから古楽愛好家が集まるイベントとなりました。参加いただいた皆様、ご来場いただいたお客様、そして会場を快くおかし頂いたグレースチャペルの皆様方にはお礼申し上げます。
また、今回は10回の記念の公演ということで、特別にゲストの方をお招きしてミニコンサートを開催して頂きました。
【第10回古楽を楽しむ会】
日時:2016年12月10日(土)14:00~(開場 13:30)
会場:静岡ホーリネス教会 グレースチャペル 静岡市駿河区中田本町13-30
料金:入場無料 (※参加費1000円) ※古楽器体験コーナーも実施しました。
プログラム:
・(Norca Sorca)モンセラートの朱い本 より
・(18世紀アンサンブル浜松)ダウランド:帰っておいで甘い愛
・(ダルシマー合奏)サリーガーデン/Cross to you
・(ダルシマー合奏)J.S.バッハ:ゴールドベルク変奏曲~アリア、第7、30変奏
・カステッロ:ソナタ第3番
・パーセル:ふたりの娘/恋が甘い情熱ならば
・パーセル:美しき島/夕べの祈り
・サンマルティーニ:コンチェルト~第1楽章
・シュッツ:おお春よ/おお、もっとも甘く苦い愛
・オトテール:3声のソナタ
・テレマン:リコーダー・ソナタ
・オトテール:組曲
・(マンドリン・デュオ)J.S.バッハ:インヴェンション/ポロネーズ/バディネリ
・テレマン:ターフェル・ムジーク~四重奏曲
【ゲストによる演奏/丹沢広樹(vn)、西谷尚己(gmb-Bs)、松永紗也加(cemb)】
・J.S.バッハ:バイオリンとチェンバロのためのソナタ BWV1017
・フレスコバルディ:トッカータ第10番
・フローベルガー:パルティータ FBVW612 Lamentation/Gigue/Courante/Sarabande
・アーベル 無伴奏組曲d mollより(wko.205、208)
・ブスクテフーデ:トリオ変ロ長調
【全体合奏】・パーセル:音楽劇「アーサー王」~序曲/イントロダクション(エア)/ふたりの娘/パッサカリア
/シンフォニー(ホーンパイプ)/お前たちの牧草は刈り取られ/美しき島(エア)/シャコンヌ(グランド・ダンス)